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風のしるし-左手のためのピアノ作品集 ![]() 価格: 2,940円 レビュー評価:4.5 レビュー数:10 「左手のためのピアノ作品集」とあるのだから仕方がないのですが、左手だけ(つまり片手)で弾いていることにそれほど注目しない方がいいでしょう。館野氏本人も片手か両手かは手段に過ぎず音楽であることに変わりはない、と語っています。 バイオリンのしかも重音を駆使した演奏で聴き慣れているバッハのシャコンヌをピアノそれも和音や装飾が少なく旋律を追っていくだけのような演奏で聴くと、だんだん「これで十分じゃない」という気持ちになっていくから不思議なものです。原曲の真髄をつかんだ編曲であり演奏なのでしょう。詳しくは館野さんと間宮芳生さんの解説を読んで下さい。編曲ではなく、はじめから無伴奏バイオリンに |
現代日本ピアノ音楽の諸相(1973-83) ![]() 価格: 1,575円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 間宮芳生の「三つのプレリュード」の中の「夕日のなかの子供達」が 素晴らしいです。仙台の童歌に基づく旋律が和声づけられているのですが、 ここまでカッコイイ作品になり得るのかと驚いてしまいました。 "童歌"というキーワードから抱くなにかしら野暮ったいようなイメージが 完全に吹き飛ばされます。鋭くも美しい名曲だと思います。 他に惹かれたのは一柳慧の「タイム・シークエンス」。 まず、ピアニスト堀由紀子さんの超絶技巧に感動します。 曲自体は音の選択が素晴らしく、何度も聴きたくなる曲です。 ただ |
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